おもち

餅つき 4人分の基本的な材料
 もち米 3合 (540cc)
きな粉や砂糖、上新粉 お好み次第

用意しておきたい器具
すり鉢(肉厚がある大きめのものがお勧めです)※小さいものは肉厚のないものがあり、割れる場合があるため注意が必要です
すり粉木や麺棒

作り方
 

【水洗い&水さらし】
 もち米を米のようによく研いで洗ってから、十分な量の水に浸けて一晩水にさらしておきます。


【蒸かす】
 蒸かし器に水を入れて沸騰させ、さらし布などを敷いた上に、水切りしたもち米をいれます。もち米は中央部を若干、凹ますようにしてすると火のとおりが良いようです。


 20分~25分、中火で蒸かします。


【すり鉢とすり粉木を暖めておく】
 臼の代わりになる大きめのすり鉢に湯をはっておき、杵の代わりになるすり粉木や麺棒を湯に浸して、十分に水分を吸わせておきます。こうすると餅つきをするときに餅がひっつきにくくなるようです。


【芯がなくなったか試食】
 一度米をつまんで味見をします。芯がなくなっていればできあがりです。本格的に杵と臼を使う場合は水分が多すぎるとべちゃつくので、芯の有無で蒸かし上がりを判断するようですが、今回のように少量のもち米の場合は乾燥する割合が大きいので、ちょっとやわらかめの方が良いかもしれません。


【押しつぶし】
 すり鉢の湯を捨て、ここから餅つき大会のはじまりです。蒸かし終えたもち米をすり鉢にあけて、まず始めはもち米を押しつぶすように、すり粉木でグイグイと押さえつけていきます。すり粉木に餅がひっついてくるようであれば、すり粉木を湯に浸したり、水につけたしゃもじで餅を反転させながら、もち米のつぶつぶ感がだいたい無くなるまで10分ほど続けます。


【餅つき】
 一般に餅つきと呼ばれている工程です。すり粉木をもち米の中央に目がけて叩きつけていきます。でもあんまり威勢良くやる必要はありません。手を挟んだりすることのないように慎重にやりましょう。10回ほど叩いたら、餅をひっくり返したり、たたみ込んだりしていきます。


【取り分け】
 つき上がった餅は、きな粉で食べるなら湯に浸けておきます。湯に漬けた餅を切り分けるときには、指で作ったわっかを絞るようにして餅を分けていきます。焼き餅にしたり、保存するようなら手順11へとびます。


【きな粉に和える】
 分けた餅は、食べる直前に湯から取り出し、砂糖を混ぜたきな粉に和えて食べます。

10
【できあがり】
 おいしいきな粉餅のできあがりです。子供はなんでこんなにきな粉が好きなんですかねぇ…。

11
【餅取り粉に和える】
 保存用にしたり、焼き餅にする場合は、上新粉をバットに薄く拡げ、その上に餅を入れて粉を付け、餅同士がくっつかないようにします。余分な上新粉は叩いて、落としておきましょう。

12
【焼き餅のできあがり】
 
ここでの「こつ」

この工程が結構たいへん】 杵と臼でやる場合は、3人ほどの大人で、臼の周りを回るようにしながらコネ突いていきます。次の工程の杵でたたくほどの派手さはありませんが、コネ突きながら回っていくこの工程の方が体力はいるかもしれません。

すり粉木をもち米の中央部目がけて叩きつけ】 もち米の端をねらおうとすると、目標を外れてしまってすり鉢にぶつけてしまうことがあります。すり鉢も割れないわけではありませんから、下手をすると大事なすり鉢が割れてしまうかもしれないため、できるだけもち米の中央部を目がけて叩きつけます。叩けない周囲の部分は、順次中央部に折り込んだときに突くようにすればいいわけですからね。すり鉢が割れないように大事に、かつ、慎重に餅つきをしましょう。

輪っかを絞るようにして餅を分け】 餅は引っ張ったり、引き裂きながら分けるのではありません。引っ張って分けるたりすると、分けた餅が不格好に伸びてしまいます。

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